千葉県民はなぜ、節操なく、「東京」を名乗りたがるのか?
千葉県には、「東京」の名を冠した観光地や施設がやたら多い。浦安市にある東京ディズニーリゾートを筆頭に、船橋市にあるららぽーとTokyo Bay、袖ケ浦市にある東京ドイツ村、印西市にある東京サバゲパーク、市原市にある新東京サーキット、松戸市にある新東京病院など、「千葉なのに東京だと言い張るスポット」が山のようにあります。
なぜ千葉県にあるのに、堂々と千葉と名乗らないの?千葉県民に誇りは無いのか!など、いろいろ言われますけど、千葉県出身の私にいわせれば、我々がいとも簡単に東京を名乗ってしまうのは、良くも悪くも「一生消せない千葉の個性」だと思います。
千葉県は歴史的経緯から、県内にまとまりがなく、文化がバラバラ。県都・千葉市にも求心力が不足しています。そして何より、隣の「東京」の巨大な求心力に引っ張られています。 千葉県が嫌いじゃないけど、「千葉県民である以前に成田の人間」みたいな強い地域アイデンティティを持っています。東京都民はじめ多くの人に来てもらう観光地に「千葉」の名をつける気にならないんです。かといって、地元の地域名だとマイナーすぎる。だから、すぐ近くにあって日本中世界中誰もが知ってる「東京様」の名前を無断で借りさせていただくわけなんですね。
だからいっそのこと、「東京イースト県」に改称してしまうのが吉かと。
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