日本にありながら「形がオーストラリアに似ている」ことで有名な四国。全般的に田舎イメージですが、四国のなかでは「香川県と愛媛県」(特に高松市と松山市)が比較的都会、徳島県、高知県は田舎とされます。特に高知県は大都市圏から遠く交通不便、県人口は47都道府県中45位、人口密度は44位という、日本屈指のド田舎県の一つです(ただ、県都の高知市だけは結構立派な都会です)。
賃貸マーケットを調べると、四国最大都市で一番栄えている「愛媛県松山市」の家賃が全国屈指の激安水準であるのに対し、もっと田舎なはずの「高知県」の家賃水準が結構高いのです。
それはちゃんと理由があります。高知県や島根県、鳥取県などは交通不便で県人口が少ない。しかも地価が安くて担保価値が出にくい。だから、大東や東建みたいな大手が進出しにくく、地主の土地活用アパートが建ちにくく、過剰供給になりにくい。だから、賃貸マーケットが荒らされず、適正な家賃がとれるんですね。
別の地方をみても、たとえば東北地方なら秋田県や青森県が一番、地価の割に家賃水準がしっかり高い数字が出ています。日本の地方圏では「不便でド田舎な県ほど高い家賃が取れる」傾向がある。この事実は注目すべきです。
高知県、島根県、鳥取県などの収益物件に興味ある方は、ご連絡ください。
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