孫正義さんのビジョンファンド等から巨額出資を受けて、2019年初めに鳴り物入りで日本上陸して、賃貸サービス事情に参入したはいいものの、わずか2年で撤退を発表した、インド発のホテル予約・運営サービス「OYO(オヨ)グループ」について、私自身の体験から辛口の意見を述べさせていただきます。
・OYOは最初から最後まで、不動産賃貸ビジネスや、日本の業界慣行に理解のない人間が、現場からのフィードバックが不十分なまま意思決定していた
・意思決定者が、日本の不動産オーナーや賃貸仲介など、社外ステークホルダーと共存共栄しようという態度がみられなかった。
・「日本の不動産オーナーから物件が集まらず、規模拡大ができない」という危機を克服できず、わずか2年で撤退してしまった。
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