住宅ローン、日本は長らく「変動でも固定でも、ほぼゼロに近い金利で借りられる」時代が続きましたが、国際情勢の変化によって、今では金利が復活。特に長期金利は1%を超えるような水準になりました。特に直近の半年は0.6%前後、長期金利が急ピッチで上がっています。
そうなると、悩ましいのが「住宅ローンの金利選び」。将来の金利動向を予想しつつ、変動金利にするか固定金利にするか、借りる側が自分の頭で考えなければなりません。銀行員も答えを教えてくれませんから…そこで、私が判断の目安を提唱します。
1)10年固定の金利が、「変動金利+1%以内」であれば、固定を選んだ方が良い。
2)全期間固定金利を選べる場合、「2%以下」であれば、何も考えずにそれを選ぼう。
住宅ローンは事業用のローンではなく、家族の生活の場を確保するためのコストですから、今後の金利上昇が予想される局面で、できるだけ変動のリスクを小さく、ギャンブルを避けるべきだと思います。
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