【IPAチャンネル】自民党の経済政策でおカネをつくる方法(鈴木ソロ730回)

2012年に自民党が政権の座に返り咲いた直後に打ち出された経済政策「アベノミクス」…安倍晋三さんが亡くなった後、菅政権、岸田政権でも基本路線は継承されています。その要点は、

・日本円を大量に刷って、低金利で市場に供給する
・それで日本の株価を上げて、外国人に投資してもらう。インバウンド観光も振興して外需を入れて日本の経済成長を目指す

そういう政策なので、基本は「銀行からお金を借りた者」と「株を買った者」が勝ちます。金融投資リテラシーで勝負が決まる世界ですから、情報と知識が集中する東京などの大都市が圧倒的な受益者となりました。言い換えると2012年以降の自民党は、大都市に利益を誘導する都市型政党になったと言えます。

いま円安が進行中ですが、これも「日本円をたくさん刷って(価値を薄めて)低金利で市場へ放出する」自民党経済政策の当然の帰結と思います。それゆえ、(アメリカが黙認する限り)自民党は円安を基本的に放置すると私は思います。

その基本構図を理解した上で、私たち日本に住む民間経済人はいま何をすべきか?答えはシンプル。
「日本で安い金利でどんどん借りるべし」&「外需系ビジネスを伸ばすべし」

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