我が家は、娘と息子がいまして、2人とも、小中学校時代に不登校を経験しています。それも、4~5年ずっと、学校に行かない、授業に出ない、運動会も修学旅行も全て不参加…という状態が続き、親として、大いに悩んできました。通級、適応指導教室、フリースクール、通信制スクール等、いろいろ試しましたが、何年たっても効果が出ない。
でも、頑張っていれば何とかなるものです。娘は中学3年の10月に突然「覚醒」。5年間のブランクがあっても入れる私立の高校を自ら選び、入学に成功。そこで毎日授業に出て、成績を残し、英語力を生かしてIELTSのスコアを取り、わずか1年8か月後に、オーストラリアの高校に編入・中途入学できてしまいました。いまは現地の高2(YEAR11)として頑張っています。
どのように、それが実現できたのか?そのヒントは、意外な地味なところにあると思います。「子供と学校がつながれる場を創る」、「頑張ってる親の背中を見せる」等々・・・不登校問題に悩む親御さんのために、私がアドバイスできることは、5つ。
1)子育ての世界に正解など無いんだから、とにかく、いろいろやってみる。うまくいかなかったら、別のことを試せばいい。
2)不登校になっても、放課後登校でも保健室登校でもいいから、何らかのかたちで本人と学校とのつながりは確保すべき。
3)日本の教育システムにいろいろ問題はあるが、それでもシステムを尊重し、先生型への感謝の気持ちを忘れずにいきたい。
4)先生との相性の良し悪しはあるが、ハズレても気にしない。学校生活のなかで、ただ一人、良い先生に出会えればいい。それで子供の人生は好転する。
5)親がリアルにいろいろ悩み、試行錯誤している姿を、ありのままに見せよう。子供たちはいずれ、分かってくれる。
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