【IPAチャンネル】グローバリズム・新自由主義が終わり、日本にチャンス到来(鈴木vol.360)

4年ぶりの衆院選が公示になりました、いま9つの政党が競っていますが、経済政策的にいえば無風選挙に近いと感じます。

実質的には、9月の自民総裁選で、基本政策の方向性が決まったと思います。結局岸田さんが勝ち、自民党は「新自由主義反対、経済安全保障重視、対中包囲網に賛成する」スタンスで選挙戦を戦うことになったわけです。

自民党が新自由主義反対に舵を切るのは、ここ20年で初めてのことです。日本の政治史でいえば画期的に見えますが、実はこれ、欧米先進国の政治トレンドに沿った動きでもあります。

そう、新自由主義とか、グローバリズムは、もう古いのです。色褪せた時代遅れの思想といえます。

今や自由民主世界は、左派に走るか、あるいはナショナリズムと経済安全保障を重視する時代です。だから日本の政治家には基本的な資質として「国家観」が求められます。しっかりした「国家観」を持ち、経済にも明るいリーダーを選べるなら、日本の将来は明るい、今が経済復活のチャンスだと思います。

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