【IPAチャンネル】鉄道を残したい!北海道余市町の挑戦に、鉄道Youtuberが参戦♪(鈴木vol.352)

2030年、北海道新幹線が、新函館北斗から札幌まで延伸されます。200kmを超える長大な区間を、いま在来線(函館本線)が走っていますが、営業的には大赤字。新幹線札幌延伸後はJR北海道から経営分離され、第三セクターとして地元自治体が支えることになりますが、どこも人口減少激しく予算も厳しく、完全にクルマ社会となった地元の鉄道需要自体が消失しつつあるなか、新函館北斗〜新小樽までの沿線自治体のほとんどは、在来線放棄(廃線)の方向に舵を切りそうです。

そんななかで唯一、鉄道を残す希望があるのが余市町です。人口が比較的多く、隣り町の小樽や、その先の札幌方面に通勤通学通院する町民が多い。余市〜小樽間の輸送密度も2000を超えています。豪雪地帯で冬季は電車の存在価値も高いです。そんな余市も人口減と鉄道設備の老朽化、再投資など、鉄道を残すハードルは高い。崖っぷちです。

余市町役場の交通担当者が、藁をもつかむ思いで、ネット検索して出会ったのが、カナダ在住の日本人鉄道Youtuber「鐡坊主」さんです。彼も余市の鉄道を残すべく、いろいろ知恵をしぼり、良質な情報発信を続けています。

彼らの出会いは、北海道新聞に取り上げられ、そして今回、カナダと余市を繋いだオンライン会議が実現。鐡坊主ファンの私として、感動の嵐でした。

果たして余市町は、鉄道を残すことができるのか?

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