【IPAチャンネル】日本人は地方の街と建物を再生できるのか?(鈴木vol.245)

今回は、「日本の地方で、価値ある建物や歴史的な街並みをいかに保全して、後世に遺していくか」というテーマでお話しします。日本には昔ながらの街並みが再生された事例が多数ありますが、それ以上のペースで、歴史的価値ある建物が長期間空家になり、流通もできずに、取り壊されたり、朽ちていく事例が多いです。そこには「地方」の抱える構造的問題があります。

・家主が都会に流出し、戻ってこない。
・活用ノウハウが地域にない。
・市役所も財政難で抱えきれない。
・都会の人が投資したくても、銀行融資が出ない。

私は身銭を切って、地方のポテンシャルある古民家を買い進めてきましたが、個人投資家レベルで流通できるのは土地建物・改修費含めて3000万円台までで、4000万円を超える案件の流通方法は、確立されていません。今はクラウドファンディングもありますが、4000万円集めるのは簡単ではありません。

銀行が動けない以上、「古家・屋敷・街並みの買い取り・再生ファンド」みたいなかたちで、リスクマネーを集めて運営するしか無いのかなと思っています。

今回の題材は、岐阜県中津川市のミニ大名「美濃苗木藩」の藩主が明治後期に建てた、築110年の屋敷です。こういう素晴らしい物件をさくっと買い取れるようなファンドを早くつくりたい!

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