【IPAチャンネル】日本の新聞社、ワシントン特派員の記事が微妙すぎる理由(鈴木vol.159)

アメリカは、人種や階層によって、そして都会と地方とで、常識が全く違います。

トランプ支持者は、田舎や郊外に住む、シンプルで素朴な人たちが多い。南部や中西部の田舎州に住んでいれば、彼らは身近な存在ですが、
ワシントンDCやニューヨークなど、大都会に住んでるエリート・エスタブリッシュメント関係者は、トランプ支持者に対して偏見を持ち、蔑視する人も少なくない。彼我の経済・学歴格差がそれに拍車をかける。

そういう分断状況があるなかで、日本の新聞社やテレビ局から、記者が特派員として派遣されてくるわけですが、彼らが大都会しか知らず、エリートのアメリカ人としか交流せず、それ以外のアメリカに興味を持たない場合は、トランプ支持者に関して、バイアスのかかった記事しか書けなくなるのかもしれません。日本の読者も、CNNの書き写しの如き、微妙な記事にフラストレーションを感じています。
私はアメリカの田舎州に住んでいたので、都会住みアメリカ人から時々受ける蔑視の眼差しは、よく分かります。

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