先週、ご縁あって、群馬県の南西のはずれにある「南牧村」(なんもくむら)を訪れました。1000m級の山に囲まれ、平地がほぼ無い、人口わずか1600人の村、実はここ、世界最先端の村なんです。「高齢化率」において日本や世界のトップをいく村なんですね。
南牧村の村民のうち、65歳以上の所謂高齢者の占める割合が2020年時点で65%を超え、日本全国1700余りの地方自治体のなかで第一位。高齢化日本一なら当然世界一なので、全世界の行政関係者・ジャーナリストが取材に来ています。
村内にコンビニ無し、スーパー無し、信号無し、高校無し、国道無し、別荘開発地無し…産業が無いので若者や働き盛り世代が出ていく。至るところ、空き家だらけ。一見、お先真っ暗に聞こえますが、実際行ってみると、「意外に明るいな」と感じました。
ここは村長さんが素晴らしくアイデアマンでやり手で人脈も豊富で、「高齢化日本一、消滅可能性日本一」を逆手にとり、実に上手なプロモーションをしています。都会から移住した若者が、古民家カフェ、パン工房、キャンプ場、炭焼き・農業などの分野で頑張っています。
東京からわずか2時間、高速道路で行きやすい場所です。自然にあふれ、昭和にタイムスリップしたよう集落あり、癒されます。ワーケーションに最適だと思いますし、ヨガ・マインドフルネス合宿、断食・炭食道場などに最適な場所だと思います。
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