東京の東の端、下町3兄弟と呼ばれる、足立区(A)、葛飾区(K)、江戸川区(E)、通称「AKE3」は、コロナ資産バブルの波にさらされた東京23区に唯一残された、新築マンションがサラリーマン実需の価格帯で買えるエリアです。
不動産視点でいえば、「東京国」(ワールドマネーの世界)と「日本国」(実需の世界)に二分され、23区の大部分が「東京国」に呑み込まれるなか、AKE3だけが唯一「日本国」に踏みとどまっている地域といえます。
東京国と日本国を分ける基準は、「新築マンションの平均坪単価が250万円以上」かつ「分譲平均価格が5500万円以上」。この二つを満たしたら「東京国」に認定、それ以下なら「日本国」となりますが、2021年初頭時点で、AKE3荒川以東エリア28駅中、26駅が「日本国」認定になりましたが、例外が2駅ありました。
◎綾瀬駅(足立区):新築坪単価277.9万円、70㎡マンション5900万円
◎西葛西駅(江戸川区):新築坪単価260.2万円、70㎡マンション5600万円
この2駅は、都心直通15~20分の距離。交通利便性から評価が上がり、「日本国」から「東京国」に昇格。AKE3で一歩抜け出たエリートタウンと呼ぶべき存在になりました。 東京でキャピタルゲイン目当ての中古マンション投資する上で、押さえておきたいポイントですね。
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