日本は銀行受難の時代に突入しました。かつて花形産業として高給取りのイメージのあった金融機関は、今や先細りの斜陽産業。
銀行のなかでも、特に「地銀」は、資本力やシステムに強い都銀と、地域密着どぶ板営業に強い信金・信組の間にはさまれて中途半端なポジショニング、前途は厳しいと言わざるを得ません。
特に地方は銀行過剰(オーバーバンク)状態にあり、全国47都道府県の約半数を占める「人口100万~200万の県」に「地銀3行」がひしめくケースも多い。特に県内第2位、第3位の地銀の多くは、統合・吸収合併が待ったなしの状況にあります。 不動産投資家の視点で言うと、「喉から手が出るほど貸出先が欲しい地銀」を見つけ、良いご縁をいただきたいものですね。不動産融資が出やすい支店の発見法として、私がよく使っているのはこれです。
・「県内第2位以下」の経営苦しそうな地銀のホームページで、「本部所在県よりワンランク上の都会の県」での支店進出状況を調べる
・特に支店が集中している都市を攻める。そこにローンプラザがあれば尚良い。
そのように調べれば、たとえば次のような事例が発見できます。
・秋田銀行では、福島県郡山市での支店進出が多い
・栃木銀行では、埼玉県越谷市での支店進出が多い(しかもローンプラザ有り!)
・千葉銀行では、東京都の東側への支店進出が多い
そういう場所の支店は、「他県の客」を取りに来るためにありますので、不動産融資に積極的である可能性が高そうですね。
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