【IPAチャンネル】日本の安月給を嘆く人たちへ贈る言葉〜鈴木の豪州時代の安月給ライフを公開(鈴木ソロ709回)

いま円安の時代になり、日本でもらっている給料が諸外国と比べて安いと嘆く人がいます。その「損してる」気持ちを煽る地上波TV番組や動画も最近多いです。

そういう方々に対して、「物事をもう少し、違う角度から見てみませんか?」とお伝えするために、自分の体験談をシェアします。

今から24年前の西暦2000年、私はオーストラリアに移住して、IBM勤務のITエンジニアとして採用されました。当時の給料はそれなりに良かったです。ただ、当時は豪ドルの為替が史上最安値水準。自分のもらっている税引後の手取り給料を日本円に換算したら、年間250万円にしかなりませんでした。まるで初任給じゃん!当時の私は31歳で、英語を使って専門的な仕事をしているのにも関わらずです。

日本には毎年里帰りしていました。でも、豪ドルでもらってるお金を日本円に換えた時の、えもいわれぬ「損した気持ち」を、今でも覚えてます。

でも、安心してください。為替というものは、そのうち変わるんです。いま安いようにみえる日本円の月給も、いつまでも安いままとは限りません。下り坂の将来ばかり想像しなくてもいいのです。

そして、個人としてできる対策はたくさんあります。たとえば、不動産。私の場合は、千葉県柏市に持っていたマイホームを賃貸に出すことで、日本での遊び金を捻出することができました。そして20数年後、私の娘がいまオーストラリア留学していますが、その学費はオーストラリアの不動産が稼いでくれています。

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