【IPAチャンネル】横浜市の人口が減り、さいたま市の人口が増える時代(鈴木ソロ635回)

「横浜市」と「さいたま市」は、いずれも首都圏を代表する都市です。東京からの時間距離はほぼ同等、県庁所在地かつ政令指定都市であることも共通、いずれも東京23区と接しておらず、国道16号線の巨大ロードサイド商圏を持つ点も同じです。

ところが、直近の人口動態という面では明暗が分かれます。横浜市は2021年5月に人口377.9万人でピークを迎えたあと減少傾向が続きますが、さいたま市は2023年の今なお、人口が増え続けています。

その差は、住民の平均年齢や自然増減から説明できます。「横浜市の南半分(東京から遠い方)は軒並み平均年齢48歳を超え、人口減少傾向」であるのに対し、「さいたま市で平均年齢48歳超超&人口減少しているのは岩槻区のみ、その他(10区中9区)は年齢が若くて人口増加中」なのです。今のさいたま市は若い子育て世代に選ばれており、それに伴い「住みたい街ランキング」の地位も急上昇中です。

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