【IPAチャンネル】危機感のない地方過疎地からイノベーションを起こす!~変われない地方への処方箋(鈴木ソロ531回)

日本全国に1700を超える市町村がありますが、大都市周辺を除き、大半の自治体は人口減少、若者や働き盛り世代の流出に悩まされています。主な理由は魅力的な仕事が地元に少ないからです。いかにして産業や雇用機会をつくっていくか、その課題はみんな分かっているのですが、なかなかうまくいきません。地方の過疎地は、なぜ変われないのか?

「危機感がない」
「お金に困ったことのない人たちが地域で影響力を持っている」

私の地域再生方法論は、「税金に頼らず、銀行に頼らず、都会の金持ちの節税マネーを地方に直接導入して、地域事業家とタッグを組んで新規事業をはじめる」ですが、お金に苦労しない地域支配層の方々にはなかなか受け入れられません。

現時点では、お金の苦労を身をもって知っている、モチベーションの高い地域事業家と組んで、とにかく、小さな実績を積み上げていく、それを皆様に認知させていきたいです。

いずれ、このままではいけない!という危機感が地域に共有された時、お金に困ってない支配層でさえヤバいと思った時、皆さんのケツに火がついた時、その時こそ、たぶん変革が起こるサインなのでしょう。地方発のイノベーションが日本を変える、この国を長年の停滞から救い出す、世界に大きく貢献していく、その日を、仕掛け人のひとりとして、心待ちにしています。

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