今年に入り、円の価値が下がる下がる、年初時点で1ドル111円前後だったのが、今や130円!
しかし、その円独歩安トレンドが4月後半から変調の兆しを見せています。日本円はいつしか、米ドルを除くと、先進国通貨で2番目の強さになっています。つまり、4月20日以降、ユーロ、英ポンド、豪ドルは日本円よりさらに下落しているのです。さらに、人民元をはじめとする新興国通貨も下落が続きます。
それは、「リスクオフ」の一言で説明がつきます。アメリカの利上げが引き金となり、同国をはじめ世界中の株価は4月22日以降、暴落の一途です。
世界経済の先行きに黄信号がともると、マネーは安全通貨(Safe Haven Currency)に流れます。そして日本円は安全通貨の代表格です。
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