【IPAチャンネル】福井は日本のブータン?富山は日本のスウェーデン?~幸福度ランキングに当惑する北陸3県(鈴木vol.356)

2012年から発表されてきた「都道府県幸福度ランキング」において、毎回上位を独占する北陸3県に注目が集まっています。特に、

☆福井県は、世界一幸せな国にちなんで、「日本のブータン」と呼ばれている
☆富山県は、世界一の福祉国家にちなんで、「日本のスウェーデン」と呼ばれている

とはいえ、大都市の一方的な眼差しで「日本一幸せな県」だといわれても、ピンと来ない、全然実感が湧かないという声が、北陸現地から聞こえてきます。

なぜ北陸の幸福度スコアが高いのか、そして、それがなぜ地元の実感と違うのか、自分なりに考察してみました。

〇幸福度調査は、「人口減少中の地方が有利になる調査」であり、かつ「地方の定型化された幸福」だけを評価するものである。

〇したがって、地方のなかで産業基盤がしっかりして、社会資本も整備され、かつ伝統的なライフスタイルが生きている北陸のスコアが高くなる。

〇しかし北陸を含めて地方全般は、個人レベルでみて、自分らしい幸福を追求できるような社会環境になっていないから、未だに若者の人口流出が止まらない。

〇「足による投票」で大都市に負けている北陸の人が、日本一幸せだといわれてもピンとこない。

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