【IPAチャンネル】人口40万自立都市論〜人口縮小する日本でも人口40万+後背地人口数十万人いれば衰退しない

人口が縮小する日本において衰退の運命を避けるには、ある程度の人口規模と都市機能の集積が必要です。その目安はずばり、人口40万人!

人口40万は日本の平均的な県庁所在地のサイズで、人々が文化的に暮らせる程度には都市機能が揃っています。遊べる街や小規模なオフィス街があり、ライブハウスやコンサートホール、予備校や進学校、中核病院などが揃っています。

首都圏近郊には、40万人サイズの中核都市がいくつかあります。たとえば、立川、藤沢、柏…いずれも都心から電車で40分程度離れ、複数路線が乗り入れるターミナル駅を擁しています。

都心部の不動産価格高騰が続く昨今、多くの人の現実的な住まいの選択肢として、立川、藤沢、柏など郊外中核都市が選ばれ、人気が高まっています。

これらの都市は、いずれも数十万人規模の後背地人口を持ち、人口ダムの機能を持つので衰退しません。日本の総人口が1億人を割るとされる2050年になっても立川、藤沢、柏は今の人口規模をキープすると予測されており、駅近の不動産価値は上がっています。そういう都市を「人口40万自立都市」と呼びます。

ご相談・お問い合わせはこちら
Translate »