【IPAチャンネル】不動産屋が格差社会を解決できるか?~義賊(ぎぞく)ビジネスのすすめ(鈴木ソロ624回)

私が携わる不動産仲介業という仕事は、「貧富の二極化」「資産格差」に、真正面から向き合う仕事であります。

日本も世界も、どの社会も同じですが、富める者は、さらに富み、そうでない者との格差は、開く一方。その本質は「資産を持つ者」と「持たざる者」との資産格差だと思います。株や不動産など富を生む資産は、平均すれば年率4~5%の収益を生み出すのに対し、労働収入は通常、そこまで伸びないからです。

資産格差社会、それは、私たち不動産屋をとりまく大環境であり、ビジネスの前提です。考えればやるせない面もありますが、不動産プロフェッショナルとして、この社会を、より良いものにしていくために、自分はどうしたいのか?

・資産を持つお客様を、さらに豊かにすることで、プロにふさわしい正当な対価を気持ちよくいただく

・その対価をもって、世の中の、ちゃんとした職人さんや勤労者に、正当な対価を気持ちよく支払う。

・そのことで、自分が仕事で関わる世界から「安かろう悪かろう」「安かろう良かろう」を消し去り、皆が経済的に豊かになる世界を創っていきたい。

ある意味、江戸時代の盗賊ながら、義賊と呼ばれ民衆に親しまれる「ねずみ小僧・次郎吉」に似ているかもしれません。私は彼と違って、法律と倫理の範囲内でビジネスをして、人々を豊かにしていきたいのです。

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