鈴木ソロ動画、ついに600回達成!今回は、私の本業である「富裕層向けサービス」「資産形成」の話題でいきます。
国内富裕層動向を知るため、『週刊ダイヤモンド』を愛読していますが、ただ最近(2023年4/29、5/6合併特大号)出た記事「シン富裕層の自宅投資」の内容は、私からみて、すごくヘンです。
この記事には「富裕層が自宅を売り、売却益を得て、3000万円の自宅買い替え特例を使って、より良い家を買って住む」とありますが、私のみる限り、いまの日本でそんなうまい話はほとんどありません。
仮に自宅を売却して、税金のかからない現金を手にしたとしても、次のステップどうするのでしょう?
・次に買う家が、より都心寄りなら、資産価値は高いが、面積が狭いか、古くなってしまう。
・次に買う家が、より郊外なら、広くはなるが資産価値面で微妙になってしまう。
つまり、「自宅の資産価値UPと、住まいクオリティUPが両立するハッピーな買い替え」は、いまの日本(東京)ではほぼ起こらない。それは、日本の中古住宅マーケットが、資産価値が落ちることが多い。上がるとしても都心周辺限定という、変な構造をしているからです。
こんなものは、富裕層にとって資産形成でもないし、所謂「節税」にもならない。記事にする価値さえないと思います。
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