不動産の価値は「都市の知名度」に大きく影響されます。誰もが知ってる有名な都市、イメージの良い都市ほど資産価値が上がりやすく、無名でマイナーな都市になると割安に買える…ということが多々あります。
それを「市町村の推定知名度」という指標でひも解いてみました。その一番分かりやすい例が「福岡都市圏」。
「福岡市」の推定知名度は、92%。日本に住んでいればほぼ全員知っています。 福岡市に隣接する「志免町」の推定知名度は、7%。福岡周辺に住んでる人でないと知りません。
とはいえ、JR博多駅から東へ2~3㎞行けば志免町。そこは完全に福岡通勤圏ベッドタウンで、都市化されています。でも「知名度の壁」があるために、志免町を知らない人は田舎だと思ってしまう。したがって収益不動産は融資がつきにくく、良い値段で流通しにくいということになります。
もし志免町が福岡市と合併すれば、「福岡市アドレス」がつくので不動産価値は大いに上がるはずです。
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