首都圏の急成長地域として脚光を浴びる国道16号線、その中でも発展著しい千葉県の「木更津&袖ヶ浦エリア」について、主に不動産視点で紹介していきます。
なぜ、このエリアに注目すべきなのか?
1)ここ10年間の人口増加と所得増加が16号沿線自治体でトップクラス
2)地価水準が激安。千葉市や柏市の3分の1程度
3)家賃水準は単身・カップル向けなら千葉市や柏市と大差ない
房総半島の商業都市として発展した木更津は、東京湾アクアラインで京浜地区と直結し、交通アクセスが革命的に変化しました。しかし1997~2008年までは通行料が高すぎて地域経済が発展せず、むしろストロー現象で東京・横浜へ購買力が流出し、木更津駅前のそごうが閉店、シャッター街が出現しました。つまり、一度没落した歴史を持つ街なのです。
木更津が発展軌道に乗るきっかけは、2009年にアクアラインの通行料が800円まで値下げされたことで、交通量が増加、三井アウトレットモールやイオンモールの開業で商業都市として完全復活しました。土地の安い木更津や袖ヶ浦に家を買い、アクアラインを通るバスで京浜地域に通勤する人も増え、ベッドタウン化がすでに始まっています。
街としてもポテンシャルに溢れています。木更津駅から海側に10分も歩けば東京湾のマリーナに到達。そこはフェニックス椰子が整備され、ちょっとだけカリフォルニア気分が味わえます。その突端にある鳥居崎海浜公園では、さらにアメリカ西海岸風を意識した商業施設が絶賛建築中です。
首都圏では地価の安さが人口増加と経済発展のドライバーになるのは間違いありません。木更津・袖ヶ浦の将来は、凄いことになると想像します。
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