「自民勝利、維新大躍進、立憲敗北」という結果に終わった衆院選。しかし、手堅い勝利をおさめた自民党の選挙責任者である甘利幹事長が、なんと小選挙区で落選してしまいました。彼は比例復活しましたが、責任を取って幹事長を辞任しました。
父から受け継いだ強力な地盤、衆院12選の大ベテラン、甘利明がなぜ、選挙区で負けてしまったのか?それを知りたいと、神奈川13区を歩いてみました。
浮かびあがってきたのは、首都圏地盤の自民政治家が、新住民を取り込めずに苦戦する構図です。首都圏から、首相を狙える強い政治家がなかなか出てこないのも、自民党政治家が安定して勝ち続けられない土壌ゆえのことでしょう。
「甘利さんは、都市化、新住民、無党派層に負けた」
「地縁のない新住民の、世代交代を求める声にやられた」