概要
- ドイツ・オークション物件が面白い!
- 相場より大幅に安く購入できるケースも
- 投資難易度は少し高いが、その分大きなリターンを!
はじめに
海外不動産投資には、従来キャピタルゲインや節税など、国内物件にはない魅力があるとされてきました。ただ現在では、日本国内でも都心では大幅な売却益を得られるケースが多くあり、また個人での節税も制限されたため、国内物件との差別化が難しくなりました。そのため遠隔地で管理が難しいことや、市況の不安定さといったデメリット面が注目されてしまいがちです。
しかし、国や手法を選べばまだまだ国内市場では得られない恩恵を受けられることもまた事実です。この記事では、その一例としてドイツにおけるオークション物件をご紹介します。
ドイツの現状と特徴
ドイツでは2010年代継続して不動産価格は上昇していましたが、コロナ禍で金利が上昇しその影響で価格は下落基調に入りました。その後も冷え込みは続いています。
マーケットの特徴としては、他地域から移民が流入し空室率が低いことがあげられます。今回ご紹介する代表的な都市であるデュッセルドルフでは1.5%程度、その他周辺都市でも2%程度です。また新築供給量も目標には到達しておらず、中古物件への需要は今後も底堅いと予想されます。
オークションの概要と特徴
ドイツのオークション物件の購入プロセスは、以下の通りです。
- 物件選定
- 鑑定書分析・現地確認
- 入札参加
月に一度物件リストと評価額が送付され、その中で条件に合致する候補物件を選定します。
さらに物件を絞り込み、最適な入札価格を検討します。
オークション形式なので、日本の書類で最高額を決める形式とは異なります。基本的には現地での他の参加者との競争になります。どのラインまで追加で応札するか判断することが重要です。
このプロセスを通じて物件を落札できれば、諸費用等を支払い物件の所有権を得ます。
メリットとしては、評価額を大幅に下回る価格で購入できる可能性があることが挙げられます。また鑑定書で詳細な状況を確認できるため、買った後に深刻な瑕疵が見つかるケースが少ないことも安心できる材料の一つです。
一方でオークションのため購入できるか確実ではない点や、事前の内見が不可能な場合が多い点などデメリットもありますが、総合的にはメリットが大きく上回ると考えます。
実例(弊社取引ではございません。ご了承ください)
デュッセルドルフ:区分物件
項目 | 金額 / 情報 |
---|---|
基準価格 | €270,000(約¥46,400,000) |
面積 | 82平米 |
落札価格 | €227,000(約¥39,000,000)16%割安 |
想定賃料 | €11,926(約¥2,050,000) |
想定利回り | 5.25% |

ドイツのオークション物件は、基準価格より低い価格で良質な物件を購入できる可能性があり、投資家様にとっても魅力的な商品になっています。投資難易度は市場に出回る物件よりも高くなりますが、大きなリターンを求めるお客様に最適です。
また弊社では、ドイツ・デュッセルドルフでシェアハウス事業も新たにスタートします。そちらにご興味があるお客様も、お気軽に弊社HPよりお問い合わせください。