他者の悪口言う業者って…

こんばんは、国際不動産エージェントManachanです。
海外不動産投資コミュニティ「アジア太平洋大家の会」を運営して、6年目に入りました。その間、中華系、東南アジア系、インド系、北米系、オセアニア系、欧州系、アフリカ系まで、それこそ無数の、海外不動産の仲介業者やデベロッパーとお付き合いしてきましたし、もちろん今でもそうです。
この業界は新規参入や撤退廃業、栄枯盛衰が激しく、5~6年前に付き合っていた業者さんが、今ではメンツ丸代わりの感さえありますが、
昔も今も、変わらぬ良いお付き合いさせていただいている業者さんも、地域を問わず、いらっしゃいます。その方々に共通する特徴は、
客の前では決して、同業他社の悪口を言わない
彼らは、同業他社について客から何か聞かれると、
〇〇社さんは、どういう物件を扱い、このようなサービスを展開しています。〇〇なタイプの方には良いと思います。一方、弊社では△△なお客様を主なターゲットとして、次のような物件とサービスの提供に注力しています。
そんなプロフェッショナルなトーク、誰も不愉快にさせない大人の話が、いつでもどこでもできる…それが、イケてる業者さんの条件ですね。
 
逆に、残念な業者さんも少なからず、いらっしゃいます。彼らは、客の前でも同業他社の悪口を平気でしたり、自分が取り扱わない国の不動産をDisったりする。
・〇〇社の売ってる物件なんかカスだ!
・〇〇国の物件なんか買うのはバカ!
〇〇社の社長は、以前、△△やってた犯罪者だよ。付き合わない方がいい。
 
なかには、ブログとかTwittter、Facebookみたいなネット空間で、他社名や個人名を名指しで非難、誹謗中傷する例もあります。そんなことすると、後で必ず、手痛いしっぺ返しが来るのが世の常なんですが…それでもいますよね。
これって事業者・セールスマンとして、どうなんだろう?ひとさまの悪口を言うことで、誰に、どんな影響を与えたいんだろう?誰かを貶めれば自分を選んでもらえると思っているのだろうか?
少なくとも、投資家マインドを持ってる客には、全く逆効果ですね。海外不動産を検討する投資家として知りたいのは「事実」と、「業者の専門知識や能力」、「サービスの条件や内容」等ですから、
他社の悪口みたいな、つまらんことを言った時点で、「ビジネス常識がない」、「専門的知識や能力がない」烙印を押されるのが関の山です。
 
私がこれまで体験した範囲でいうと、他社の悪口を言う主な動機は、以下の2つだと思います。
1)自分より上手くやってる者に対するやっかみ、嫉妬
2)不動産や投資に対する知識不足
1)は、私自身を含めて、誰の心にもあります。ある程度の共感もできますが、でも、客の前ではそれを出して欲しくないよねえ
2)は、「自社の物件こそベスト」だと、心の底から思い込んでいる者によくある現象です。でも、不動産や投資を深く知れば知るほど、そんなことは言えなくなるはずです。
突き詰めて考えれば、不動産や投資に対する深い知識と、客に対するサービス精神や敬意…それを豊富に持つ良質な業者ほど、「悪口」とは無縁になるはずです。

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