こんにちは、国際不動産エージェントManachanです。
私は自他ともに認める「海外散髪フェチ」。カンボジアで、フィリピンで、ベトナムで、マレーシアで、アメリカで、オーストラリアで、中国で、インドで…海外出張に出るたびに、散髪せずにはいられない身体になってしまった私。
前回の散髪は3月2日(カンボジアで実施した4ドルヘアカット)。あれからすでに1か月半を経過し、髪の毛もいい感じにボサボサになっている。今回の韓国出張、超ハードスケジュールで自由時間が1~2時間しかありませんが、実は散髪のチャンスを虎視眈々と狙っていました。
4月15日(水)朝、気温7℃のソウル・シンチョン(新村)の安宿を出て、行動開始!
【7:45AM シンチョン路北側 マッサージ兼理容院】
飲食店が多数入居する築古の雑居ビル前で、グルグル回る「あの物体」を発見!ハングル文字で「マッサージ」と書いてあるが、ビルの地下二階に降りると「理容院」(イヨンウォン)の表記が!これはいけるかも。でも、まだ営業しておらず、人っ子ひとりいない。やむなく断念。
【7:50AM シンチョン路南側 サウナ兼理髪店】
朝の通勤時、バスやタクシーが行きかうシンチョン路を渡ったところに、再び「グルグル物体」を発見。しかも「理髪」(イバル)と書いてある!サウナに併設された店のようだが、ここで髪切れるかもしれないと、期待に胸を躍らせビルに入る。地下一階に降りたところで男性の管理人を発見!
「ここで散髪できますか?」と聞くと、
「まだ営業しておりません。すみません」という残念な返事が…ソウルで朝8時前だと、散髪にはまだ早すぎるのかもしれないね。
8:30から、ホンデ(弘大)近くの喫茶店でクライアントと商談。10時過ぎに終わると、再び、床屋探しにGO!
【10:20AM ホンデ駅北側、雑居ビル2Fの美容院】
大通り沿いのオフィスビルで、「Hair Makeup」という英語表記を発見し、ビルの二階に上がる、お店はすぐ見つかったが、店名は「ピンク・パウダー」、来ている客も若い女性ばっかり。バツが悪くなって、逃げるようにその場を後にする…残念!
さすがに、いい歳した男が「ピンクパウダー」は、こっぱずかしい。
【10:35AM ホンデ駅南側、学生街のオサレなヘアースタイリスト】
街路樹の緑が美しい代官山ふうのストリートで、「4 Hour Style HAIR」を発見!カッコいい店構え、ちょっと値段が張りそうだが、すでに帰りのフライトの時間が迫っておりゼイタク言っていられない。ここで、さくっと髪切ってもらおうっと。
でも、お店に入ると、「毎週水曜日は休業」との貼り紙が…うー残念。
朝メシ抜いて腹が減っていたので、「セマウル食堂」で豚キムチ鍋をガッツリ食って、残り時間の乏しいなか、最後のチャレンジ。
【11:10AM ホンデ駅近くのトンギョドン(東橋洞)地区 庶民的な美容室】
私好みのシンプルな店構え、「東西美容室」(トンソミヨンシル)を発見。こりゃまじで、いけるかもしれない。でも、お店に入ると女性(おばさん)客ばかり。
「男性の散髪できますか?」と聞くと、
「男性は無理です。すみません」との答えが…残念。韓国でも日本と同じく、「美容室」って書いてある店は女性専用なのかもしれないね。
【11:12AM トンギョドン(東橋洞)地区 ヘアカット店】
空港行きの特急電車の時間が迫り、今度こそ最後の散髪チャンス。いきなり「Jake Hair」という店を発見。「美容室」ではないので、男でも髪切れるかもしれないと思い、祈るような気持ちで入店。
でも、この店に来てるのも女性ばかり。そしてここでも、「男性の散髪やってません」と、つれない返事が。
万策尽きて、失意のうちに(?)、日本に帰国したManachanでした。
うーむ、韓国の散髪は思ったより難しい。私が女性だったら楽勝なんだけどな…この国の男はどこで髪切ってるんだろう?