今をときめく世界都市「ドバイ」
アラビア半島東岸の砂漠地帯に、わずかな期間で一気に花開いた、おそらく当世で完成度の最も高い都市文明。世界一の高層ビル、世界一の人工島、世界一のショッピングセンター、世界一の空港…ドバイそのものが世界一のテーマパークのよう、そして治安も良く衛生的で住みやすい。
世界中の資金を集め、ビジネスを呼び込み、天才を呼び込み、富裕層を呼び込み、何百万人の労働者を呼び込み…その仕組みは、まじですげえなあ。この都市の驚嘆すべき大成功をリスペクトする他ありません。
ただ、ドバイみたいな都市を好きになるかどうかは、人によるんじゃないかな・・・というのは、都市には2つの類型がありまして。
アトム的都市(近代都市文明の理想を体現する都市)
ジブリ的都市(非合理とユニークさに満ちた個性的な都市)
アトム的都市に惹かれる人はドバイを目指すのが良いでしょう。
でも、私はジブリ的な都市に惹かれるタイプの人間なのです。
だから、ヨーロッパの古い街が大好きだし、日本各地で古民家再生&ゲストハウス化みたいな酔狂なことをやってるのです。