【IPAチャンネル】円安の次に経済成長の時代が来る、円が安いうちに賢くビジネス&投資しよう(鈴木ソロ708回)

日銀がゼロ金利を解除しましたが、相変わらず円安傾向が続いています。いま1米ドル150円前後、日本円は世界のほぼ全ての通貨に対して安くなっています。

円安という現象は、日経新聞の一部記事にある「国力低下」云々ではなく、各国の金融政策や金利差に起因する短期的な「交易条件の変化」に過ぎません。ですので、我々民間経済に生きるプレイヤーとしては、交易条件の変化に適応すれば良い、今は「円安なりの戦い方」をしていけば良いだけです。

円安(自国通貨安)はもちろん、日本だけの現象ではありません。私がオーストラリアに移住した2000~01年前後は超・豪ドル安でしたし、リーマンショックが起こった後、大規模金融緩和(QE)をやった米ドルや、ユーロ危機の余波を受けた英ポンドの為替も非常に安くなりました。対日本円で、英ポンドが240円から120円と、一気に半値になった時期もありました。

そして、自国通貨安になったこれらの国は、次の時代、どこも順調に経済成長の時代を迎えました。日本の数年後もそうなると私は思います。

今は円安ですけど、米国が金利を下げれば円高方向に修正されていくでしょう。上記を踏まえ、「いま円安(=次の経済成長期への準備期間)」のうちに何ができるかを考え、行動するのが得策だと思います。私の場合は、日本の大都市区分マンションとインバウンド向け民泊施設の取得を加速しています。

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