【IPAチャンネル】日本でEVがなかなか普及しない理由を考える(鈴木ソロ668回)

自動車の世界では「世界的なEV革命」なるい言葉が躍り、政策的な後押しや産業界の思惑もあり、中国やヨーロッパを中心に、急速なEV(電気自動車・・BEVやPHEV)への乗り換え・普及が進んでいますが、先進国(G7)のなかで日本の普及率だけが遅れているという指摘はよく聞きますし、外国の友人からも日本でなかなか普及しない理由を時々聞かれます。

それは、日本の環境でEVに乗ることを考えた時、積極的に選ぶ理由が余りないのだと思います。主な理由は3つあると私は考えます。

1)日本はハイブリッド(HCV)の歴史が長く、便利で優秀過ぎるからEVのメリットが感じられない
2)日本の電源構成が火力中心で、結局化石燃料を使うのでEVが必ずしもエコではない
3)地震をはじめ天変地異の多い日本で暮らすと、HCVのように動力源が二つある方が安心できる

メルマガ登録・お問い合わせはこちら
Translate »