日本の南端にあって、人口が増え続ける元気な沖縄県。147万県民の9割が沖縄本島に住み、その過半数、83万人が那覇と周辺都市に集中しています。那覇都市圏の人口密度はなんと、東京・大阪を上回る2900人/km2で国内最高値。
それだけ高密度な都市なのに、ゆいレールの他に鉄道がなく、那覇通勤者のほとんどが自家用車を利用する超クルマ社会。その割に道路インフラの整備も遅れているため、那覇周辺は日本国内で最悪レベルの交通渋滞に悩まされています。しかも住民の移動需要に加えて、観光客のレンタカー、観光バス需要が加わります。
特に那覇市から北方向、浦添、宜野湾、北谷、沖縄市に至る人口集中地帯を中心に、通勤鉄道の整備は急務であり、観光産業、軍事面での重要性を考えると、日本国として高い優先順位で取り組むべきだと思います。
ご質問・メルマガ登録はこちら