コロナ蔓延防止、ワクチンパスポート等、なにかと息苦しい世の中ですね。
他にもあります。最近よく出てくる横文字の言葉、例えばダイバーシティ(多様性)とか、ジェンダー平等とか、SDGsとか‥‥基本的には良いことだと思うし、それぞれの立場でバランス感覚持って推進していけばいいと私は思います。少なくとも、外野から押しつけがましく「ああせい、こうせい」とか言われる筋合いはないでしょう。
でも現実社会では、ひとさまに勝手な価値観を押し付けてくる人や、Twitterの何気ないつぶやきに脊髄反射して炎上させるみたいなクレーマー気質の人がいて、彼らの自粛警察的な行動が息苦しい世の中をつくっている一因になっています。
特に「多様性」をうたいながら、それを四方八方に押し付けて世界を「画一化」しようとする人の存在は皮肉極まりない。自分の脳内理想とあわない現実に対して極めて非寛容で、異論を認めない。それって多様性の真逆じゃん?
・他者の存在や気持ちに対する寛容の心と、
・一方的な価値観の押しつけに対する敢然とした批判
それが、今の社会や言論空間をこれ以上ギスギスさせないために大事ではないでしょうか。
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