不動産や金融の視点でみると、東京は、日本の国内都市ではありません。異次元のレベルで突き抜けた「世界都市」です。
日本で唯一の「トップクラス世界都市・東京」は、世界経済の結節点として機能し、グローバルマネーとローカルマネーが、常に東京に流れ込みます。国内金融の復活、カネ余り、巨額のコロナ経済対策…その全てが、東京の「マネー経済」を潤しています。
そのため東京不動産市場も国内他都市とは異次元の動きをします。新築マンションの平均価格でいうと、大阪、横浜が5500万円レベルで頭打ちになったのに対し、東京23区だけは7700万円を超えて上昇を続けており、もはや「実需」だけで説明不可能の領域に突入しました。東京不動産はもはや、グローバルマネーの流入や富裕層買いを抜きに語れません。その意味では、すでにロンドンやニューヨークと同じカテゴリーです。
コロナで「マネーの化け物」になりつつある東京で投資チャンスが大きいのが、中古の割安区分マンションだと思います。いま東京の住宅市場は、新築中心のフロー型から、中古流通主体のストック型への移行の過渡期にあるため、まだ割安な中古マンションが探せる状況だからです。
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