CNNをはじめとする、アメリカの大手マスコミの報道は、強烈な「反トランプ」バイアスがかかっているものです。 そのCNNが世界展開しているため、日本のマスコミ各社も、アメリカのニュースになるとCNNの報道を、そのまま流すことが多いです。 そういう情報を鵜呑みにしていると、アメリカの政治経済や社会に関して「情報弱者」になってしまいます。 今回の大統領選に関して、日本のTVや新聞は、選挙直前までずっと「バイデン楽勝」と言い続けてきました。それはCNN報道に由来し、そのCNNは、全米の世論調査各社の結果をまとめたRCP(RealClearPolitics)にしたがって予測をしていました。 それが、蓋を開けてみたら、大はずれ。選挙の帰趨を決める「激戦州11州」の予測は、3勝8敗でした。 予測が当たった州…テキサス、ジョージア、ノースカロライナ 予測が外れた州…ネバダ、アリゾナ、フロリダ、ペンシルバニア、オハイオ、ミシガン、ウィスコンシン、アイオワ 勝率.273、3割以下! こんなものは、物事を判断するためのFACTとしては到底使えません。投資家の言葉でいえば「ゴミ情報」。 投資は、情報が命。「情報強者」になるためには、たとえばアメリカ政治に直接利害関係のない、かつ筋の通った主張をしているYoutube番組をいくつか見て、自分なりの「視点」を持ち、周辺知識を身につけて自分の頭をデータベース化することが必要です。それを続ければ、少なくとも9割以上の日本のマスコミ人や評論家の上を行くことは簡単にできます。
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