【IPAチャンネル】チバラギと呼ばれて怒る人、何とも思わない人〜千葉茨城が一体化した県境地域を地元民が解説(鈴木ソロ695回)

千葉県と茨城県、関東地方でお互い隣り合う県名に由来する「チバラギ」は、おそらく日本一有名な「2県合成地名」。関東内の都会マウント合戦で、千葉県民に「ダさいたま」といわれた埼玉県が反撃する時によく使われるのも「チバラギ」です。

「チバラギ」には、2つの意味があります。広義には「千葉県と茨城県」ですが、地元では「県境付近の、千葉なのか茨城なのかよく分からん地域」を「チバラギ」と呼びます、こちらは「真正チバラギ」と呼んで良い。

こうした二つの意味合いがあるがゆえに、「チバラギ」と呼ばれて怒る人と、何とも思わない人がいます。一般論として、千葉県、茨城県の県庁所在地周辺に住んでる人はイラっとする人が多い。でも県境付近「真正チバラギ」エリアに住んでる人は、別に何とも思いません。通勤通学通院、飲食やドライブで、お互いの県を毎日行き来する人も多く、自分自身どの県に住んでいるのか、時々分からなくなってしまうからです。特に代表的なのが、

・茨城県取手市(自称千葉県民)
・千葉県我孫子市(他称茨城県民)
・千葉県香取市(銘菓ちばらぎ)
・茨城県潮来市(生活圏が完全に千葉県)

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